超高齢社会における「隠れ介護」問題とは?
2015-11-13
総務省のデータによると、家族の介護に携わる人は約557万人とされていますが、ある調査では約1,300万人という数字が推計データとして上がってきているようです。約1,300万人と推測したのは、メーカー系シンクタンクの東レ経営研究所ダイバーシティ&ワークライフバランス研究部。このような数字上の乖離が起きている原因として、専門家は「男性の立場からすると、プライドもあるだろうし、勤務時間を制限するとなれば、どうしても言い出しにくい。出世に響くという考えもあるかもしれない」と推測しているようです。
また、ティーンエイジ世代が介護を担う「ヤング・ケアラー」問題も顕在化していないものが多く、こちらは「誰を頼っていいのかわからない」「どこへ相談していいのかわからない」という点が「隠れ介護」を生み出しているのではと専門家の間では考えられているようです。実際、当事業所の介護サービスをご利用いただくまでに、誰に相談していいのか分からず長い期間一人で悩みを抱え込まれている方もいらっしゃいました。
もはや誰にとっても切っても切れない介護問題。私たちも解決に向けてサポートしていけたらと思います。お悩みの際は、お早めにご相談ください。